整理収納をするならリフォームの前にするべき!その理由とは?.

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リフォームしてから整理収納?それは逆です!
リフォームをお考えの方で「現状の収納スペースでは整理収納ができない」「リフォームで大きな収納スペースを作ってから整理収納をしたい」とお考えの方はいらっしゃるでしょうか。
そのお気持ちはわかります、でもちょっと待ってください!
実は、整理収納とリフォームの順番は逆が良いのです。
「とりあえず大きめの収納を作って、今あるものが全て入るようにしよう」では、おそらく満足の行く結果になりません。
何をどこにどれだけ収納すれば快適に暮らせるかよく考え、実際に整理収納を実践しながらリフォーム計画を練るのが、満足できるリフォームへのコツです。
リフォームの前に実際にどのようなことを考え、実践すればいいのか見ていきましょう。
不要なものを選別する
要不要の判断は早いほうがいい
リフォームの施工直前になると、工事のために不用品を処分なさる方は多いでしょう。ですが、不用品の選別はもっと前、リフォームの計画段階よりも前にはじめるのがおすすめです。
「そんなに早く?」と思われるでしょうか。
いいえ、早すぎることはありません。
実際にリフォーム後のお宅に置く物がイメージできているかが、リフォーム成功のカギです。
物の選別がリフォーム計画を左右する
たとえば、リフォーム前に物がぎっしり詰まった物置。これ以上入らなくて困ると思い、物置を大きくしようと計画しますよね。ところが、実は中身をよく見たら要らないものばかりで「どうしてこんな大きな物置を作ったんだろう」となったら残念です。
一方、事前に中身を吟味(断捨離)しておけば、「物置はもっと小さくするか、物置自体なくてもいいかも」というリフォーム計画になるかもしれません。
自分に合ったやり方で選別を
不用品を選別する方法はいくつかあります。
- 「1年以上使っていない」など使用頻度を基準にする
- 「この収納に入る分だけ残す」などスペースを基準にする
- 気に入っているかどうか、自身の直感を大切にする
他にも様々な手法が提唱されています。
ご自身に合ったやり方で、不要な物を見極めましょう。
現状の問題点を見極める
整理収納の問題点を発見する
不用品の選別と処分を進めながら、ご自身やご家族の日常を観察してみましょう。
- 散らかりやすい物
- よく紛失して探す物
- 家族に場所を聞かれる物
- 戻すのが面倒で出しっぱなしになってしまう物
- 使うたびに遠くへ取りに行っている物
- 置き場所から取り出しにくい物
このような物と行動が見つかったら、そこには「使いにくさ」が潜んでいます。
できることは改善してみる
整理収納の問題点が見つかったら、その都度改善してみましょう。
たとえば、トイレットペーパーのストックがトイレから遠くて不便だと思えば、トイレの中や近くにカゴを置いて定位置を作ってみます。
さらに、トイレの掃除グッズなども一緒に置いてみましょう。そうすれば、トイレの収納に必要なボリュームが見えてきますよね。
しっかりした棚や収納家具を用意する必要はなく、場所は仮置きで構いません。リフォームする予定なら、壁にフックを取り付けたり、床に直接テープを貼っても惜しくないですから、遠慮なくできますね。使いやすい位置・置き方がイメージできたら、リフォーム計画に反映させましょう。
こだわりや夢が見えてきたら、それは大切に
不要な物を手放し、管理しやすいレベルまで持ち物を減らすこと。その上で使いやすいように配置すること。これが整理収納の大原則ですが、「なんでも捨てないといけない」と思いつめることはありません。
手放す過程でこだわりが浮き彫りに
「音楽が趣味で、楽器や機材は場所をとるけど捨てられない」「思い出の品やいただきものは、使わないかもしれないけど大切にしたい」たくさんの物を選別する中で、そんな強い思いが浮き彫りになってくるかもしれません。
どなたにも、他人とは違うこだわり・個性というのはあるものです。そこはぜひ大切にしていただいて、十分なスペースを用意しましょう。
空間の余裕から新しい夢が生まれる
物を手放して空間に余裕が生まれると「リフォームしたら子どもや孫が遊べるスペースを作りたい」「新しい趣味を始めたい」そんな夢も芽生えるかもしれません。
スペースや予算に無理のない範囲で計画に取り入れ、希望を叶えていきたいですね。
リフォーム前のお片付けをお客様と一緒に
整理収納に取り組むのはリフォーム計画の前か、せめて同時並行で、ということがご納得いただけたでしょうか。
「でも大変そう」「自分ひとりではとてもできない」と不安な気持ちになる方もいらっしゃるかもしれません。
山根木材のリフォームでは、リフォーム計画を進めながら整理収納のご相談も承ります。
「整理収納アドバイザー」の資格を持つスタッフがお宅に伺い、お客様と一緒にお片付けをさせていただきますので、ぜひご相談ください。
山根木材 リフォームの流れをご紹介
ご相談からアフターサポートまで、山根木材のリフォームの流れをご紹介しています。ぜひご覧ください。
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