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施工山本の城巡り~津和野城~

施工山本の城巡り~津和野城~

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城巡り~津和野城~


 郡上八幡城(岐阜県)で雲海の城を見ることができたため、やはり雲海に浮かぶ城として有名な

津和野城(三本松城)に紅葉も同時に見えるのではと行くことにしました。

11月15日(日)広島市内をAM3:00に出発。AM6:00には島根県の雲海越しの津和野城跡が見える撮影

スポットに到着し陽が出るのを待ちますが雲海が出ていません。

 .         (雲海が見える絶景ポイントなんですが・・・。)


実は雲海の津和野城を見るため、今年4回も津和野城のきておりますが未だ雲海が出会えておりません。

広島から近いだけに、次は見られるのではないかと、何度も通っているわけです。中国山地を越える

ころには霧がかかっていたりするので今回こそは見られるのではと期待してしまうのです。



紅葉のほうはとても美しく、赤い落葉も敷物のようで感動です。


豪雨災害などで石積や参道の修理工事されており、仮設の通路が設けられているため、いつもと違う

アングルで散策できるので面白いと思います。



津和野城(三本松城)は鎌倉時代元寇の後に鎌倉幕府が日本海側の沿岸防備のため石見地方の地頭と

吉見頼行を赴任させた後の1295年、吉見頼行が津和野盆地南部の霊亀山鷲原八幡宮の裏手から山頂

に向けて築城を開始しました。1324年2代目吉見頼直の時に完成し、吉見14代の居城となりました。



吉見氏は戦国時代、大内氏に属していました。大内氏はこの時代、周防をはじめ、長門・石見・安芸・

備後・豊前・筑前を領し西国随一の戦国大名でしが大寧寺の変(1551年)で大内家臣 陶晴賢(すえ

はるかた陶隆房)が当主大内義隆をクーデターにより自害に追い込み、大内義隆の甥の大友晴英を大内

義長と改名させて当主に据え大内氏の実権を掌握したため、大内家臣であった吉見氏は陶晴賢に対し挙

兵し、1554年に100日以上に及ぶ津和野城で籠城戦がありました。(三本松城の戦い



大内軍が鎮圧する最中、やはりそれまで大内氏に属していた安芸の最大の勢力毛利元就も反旗を揚げ

挙兵、安芸の大内方の城を攻略していきます。 陶晴賢は吉見氏と和睦を持ち込み毛利に集中せざるを

えなくなります。

所説ありますが、大内軍は2万の大軍に対し毛利軍は4000と人数では圧倒的不利であったため、大軍に

不利な山が迫り平地の少ない厳島の場での戦いに誘い込むことと奇襲により毛利氏が大内氏をやぶり

中国地方の覇者となっていきます。(厳島の戦い

関ヶ原戦い前後と同じように歴史好きにはたまらないところです。


吉見氏は毛利傘下に入り引き続き津和野城を居城としますが、関ヶ原の戦いにおいて毛利輝元を総大将

とする西軍が敗れると毛利氏とともに吉見氏は萩に移り住んでいます。

東軍に属していた板崎直盛が3万石で入城し近世城郭へ大改修を行いました。千姫事件大坂夏の陣

大坂城落城の時に豊臣秀頼の正室である家康の孫の千姫を救出し、その後 千姫の扱いに不満をもった

板崎直盛が千姫を奪おうとした事件)により自害。



その後 亀井政矩が4万3千石で入城し明治維新まで11代にわたり亀井氏の居城となりました。1686年

落雷により天守は消失、再建はされておりません。



明治4年(1871年)廃城になり1874年山上の城は解体され建物は残っていませんが、石垣や石垣ぎわに

建てられていただろう塀の控えの礎石などが残っています。



また、瓦撤去時にばらしたままなのか、城跡にはいろいろな色の瓦、(時代の違う瓦でしょうか違う色

の瓦)が散乱しています。



山上に行くには観光用リフトがついており、山城にしてはらくらく散策が楽しめます。

城のある霊亀山東のふもとには馬場先櫓、物見櫓が現存しています。


 .                     (馬場先櫓)

馬場先櫓は藩邸焼失後に1856年に再建されたものです。物見櫓は大正時代の道路工事に伴い元の位置

から移築されたものだそうです。


                     (物見櫓)

津和野城の門』が浜田城跡に移築されているそうなので浜田城にも行ってみま

しょう。


 また、別日で雲海をみることができましたので載せておきます。

12月28日 夜中雨で朝方曇りですが、そのうち晴れてくるだろうという予報が出ており気温は少

し高めなのですが、湿度が高かったため雲海が出そうな気がしていました。

2020年津和野城へ5回目の挑戦でした。

暗いうちに到着、霧が出ておりました。夜明けは予報どうりくもりで城が見えにくい。

しかしAM8:30近くなると晴れてきて雲海の津和野城

5回通う価値のある眺めです。



施工 山本


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