釿始式がありました
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先日、山根木材本社で『釿始式』が行われました。
釿始式(ちょうなはじめしき)とは、大工さんの仕事始めの儀式で今年一年の工事の安全を祈るものです。
東照宮から宮司さんに来ていただき、大工さん・業者さん・社員が出席し行われました。
新築する際の地鎮祭やリフォーム工事前の家祓いと同じような進行です。
修祓の儀(しゅばつのぎ)
⇒最初に行われるおはらい。
降神の儀(こうしんのぎ)⇒神様をお招きする儀式
献饌の儀(けんせんのぎ)⇒神様に対しお供えをする儀式
祝詞奏上(のりとそうじょう)⇒
清祓の儀(きよめはらいのぎ)⇒
釿始の儀(ちょうなはじめのぎ)は選ばれた大工さんが行います。
墨指・墨打の儀(すみさしすみうちのぎ)
⇒ 大工道具の墨さし・さしがねを使い丸太に印をつけます。その後、
釿打の儀(ちょうなうちのぎ)⇒ 釿(手斧)を使って丸太を たたきます。
鉋の儀(かんなのぎ)⇒丸太に鉋をかけます。
儀式で使用した 『釿』の写真です。
最近は使うことがなくなった道具ですが、
玉串奉奠(たまぐしほうてん)⇒玉串( 榊 の枝に神垂を付けたもの)を神様にささげる儀式
撤饌の儀(てっせんのぎ)⇒神様へのお供えを下げる儀式
昇神の儀(しょうしんのぎ)⇒
ここまで内容を40分くらいかけて行いました。
最後に集合写真を撮って釿始式は終了です。
式の後には参加者へ安全講習会を行いました。
今年も一年、事故の無いように工事を進めていきたいと思います。
施工 青山