スタッフブログ

「ミリ単位の感覚」

「ミリ単位の感覚」

記事掲載日:

ミリ単位の感覚


こんにちは、設計の森です。


今日はミリ単位の感覚について書きたいと思います。


何?ミリ単位の感覚の話って?と思われた方もおられる思います。


これは建築業界の話になります。


家を建てられたり、リフォームされた方なら1度は経験や戸惑いがあったと思いますが、設計士、現場監督、大工さんは「センチメートル」ではなく「ミリメートル」で寸法について話をします。


お客様に分かりにくいときは、「メートル」「センチメートル」に置き換えて話をします。


お客様には、このキッチンは2メートル55センチですね!と。


普段の現場であれば、2550のキッチンですね!となります。


ちなみに「mm」の単位も読みません。


何で建築業界は「mm」単位なんだろうと考えましたが、私たちの仕事は常に「mm」単位で現場が動いているからだと思います。


1㎜でもズレたら予定していた場所にキッチンが入らなかったりしますからね。


慣れたら分かりやすくて使いやすい単位です。


なので、「そこは30.3cm右にズラして!」と言うと現場は混乱します。



あとよく使うのが尺貫法です。


「分」「寸」「尺」などです。



よく4尺の脚立など言いますよね。


あれは、4尺×約303mm=1m21.2cmの高さがある脚立ということなんです。(若干誤差はあります)


実は、私は山根木材に入る前は店舗の設計や現場監督をしていました。


この店舗業界ではあまり尺貫法が浸透しておらず、住宅業界に入ったときはこの尺貫法の感覚を合わせるのに苦労しました。


ここは1間の広さでいいよね!とか言われたら計算し直してました。


毎回頭の中で、1間=1820mm(約)だから、そのぐらいの広さなら大丈夫だろうと。


昔から染みついている感覚を直すというのは大変です。


染みついてるというと寸法感覚があります。


設計士をしていると常に定規やメジャーを持ってプランの計画をしますので、寸法の感覚が体に染みついています。


以前友人が、5cmぐらいの分厚い本を読んだと指で5cmを見せてくれたのですが、それが3cmも無かったんです。


普段、「センチメートル」や「ミリメートル」に触れてないと寸法の感覚が分からないみたいですね。



このぐらいと手で3cmの大きさを、ぴったり3cmと当てた方は、なかなかの感覚の持ち主です。


よく東京ドーム何個分などと聞きますが、4個分と5個分で大きさの違いが分かる人なんて、なかなかいないと思います。


リビングは広い方が良いなどと思われる方がいる中、リビングは小さくてもいいという方もいます。


大小も、12帖が大きく感じる人もれば、12帖が小さく感じる人もいます。


感覚ってのはひとそれぞれなんです。


お客様それぞれの感覚を私たちは大事にします。


そして、お客様に合った提案をさせていただきます。



今回は建築業界の寸法事情についてお話をしました。


新築やリフォームの機会、賃貸の引っ越しの機会があれば建築用語を使ってみてください。


ここの長さは2間ですか?ここはあと3尺広い方がいいですね!など。


設計士や現場監督や大工さんも、この方は建築業界の方なのか!?


と、緊張感が増すと思います。



そして広島のリフォームなら山根木材にお任せくださいね。



設計  森