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断熱と血圧 住宅と健康の関係②

断熱と血圧 住宅と健康の関係②

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前回、住宅と健康の関係について医学関係者と建築関係者の取り組みについてご紹介しました。
(前回のブログ→住宅と健康の関係

今回はもう少し具体的なお話しをさせていただきたいと思います。
住宅と健康の関係性をどのように導きだすのか。

それは“血圧”です。

血圧は健康のバロメータとなります。
健康診断では必須項目ですし、日々の血圧を家で測定している方も大勢います。
血圧が同じ様な健康状態にある人であるのに住宅性能によって
異なる数値になれば“住宅に問題がある”ということになります。

血圧は特に心臓疾患、脳疾患と関係が深く、
住宅による影響で有名なものとして「ヒートショック」と呼ばれるものがあります。
室内の温度差が原因ですが、断熱性能によって温度差が変わってきます。

先進国(欧米)では断熱性能に非常に関心が高く、パリの賃貸情報など見ると、
その案件がどの程度の断熱性能があるか表示されている場合があります。
日本での断熱についての基準の設定ですが、昭和55年より前は規準がなく、
昭和55年に基準が制定されました。

それから平成4年、平成11年に基準が改定され、現在は平成28年基準となっています。

現在の断熱性能を100とした場合、
平成4年から平成11年の住宅では56%の性能、
昭和55年から平成4年の住宅は52%の性能、
昭和55年より前の建物は29%の性能。

これがおおよその目安です。

既存建物でも温熱計算をして性能を算出することができます。
自分の家がどの程度の性能が知りたいと思われる方はお問い合わせください。

設計 村田