木材を使ったリフォームのすすめ ~木材が人に与える効果~

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みなさま、こんにちは。
設計の森です。
今日は、木材が人にあたえる様々な効果について書いてみました。
山根木材というだけあって、
「木を使ったリフォームがしたい!」と相談される方が多いです。
木と住む、木と過ごす、木に囲まれる、木を見る、木の香り…
想像しただけで癒されますよね。
研究で木にはいろいろな“効果”があることが分かっています。
木質化による「視覚効果」や「香り効果」
内装材として木材を現わしで用いた部屋では
視覚効果で「あたたかい」「自然な」印象を与えるだけでなく、
血圧、心拍などの生理応答にも影響を及ぼすことが分かっています。
また、木の香り成分がストレスを軽減することも考えられています。
フィトンチッドのことですね。
フィトンチッドの様々な効果
フィトンチッドとは微生物の活動を抑制する作用をもつ樹木などが発散する化学物質。
植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質のことを指しています。
森林浴はこれに接して健康を維持する方法ですが
健康だけでなく癒しや安らぎを与える効果もあります。
フィトンチッドはその殺菌性や森林の香りの成分である
ということから良いイメージがあり、
森林浴の効能を紹介する際によく用いられています。
木質内装で、睡眠の質と作業成績が向上
無垢材が人に与える効果を数値化する実験を行いました
※1 2015年度被験者実験
木質化率50%ケースで鎮静効果が確認されたため内装の約半分を木質化した空間を設定
※2 表装圧密加工したスギフローリング
内装(白クロス)を「木目柄クロス」と「スギ無垢材」に変えた効果を比べてみました
白クロスの内装に比べて、木目柄クロス・スギ無垢材の内装はどの項目においても数字がいいことが分かります。
つまり室内に木を取り入れると
①熟睡できる
②業務効率UP
③クリエイティブ作業効率UP
というわけです。
大人にも子供にも嬉しい!
お子さんのお部屋には持ってこいですね!
クロス選びに迷われたら、ぜひ木目柄クロスを検討してみてください。
以前リフォームした家に木目柄クロスを採用したのですが、
確かに普通の白いクロスより落ち着いた空間になりました。
すべての部屋を木目柄クロスにすると賑やかなので、
アクセントクロスにされてはいかがでしょうか。
もちろん無垢の板を壁に貼ったり床材に無垢を用いると効果がさらに上がります。
まとめ
みなさま、木についての話はいかがだったでしょうか?
ちょっと難しい部分もありましたかね。
1日だけ過ごすなら、床壁天井が真っ白な家でも耐えられると思います。
でも、一生過ごすことを考えてみてください。
木に囲まれた生活を。
ワクワクすると思います。
山根木材は「木を使った家づくり」に特化しています。
視覚環境・空気環境により良い作用をする建材を使い、快適な空間をつくることが可能です。
ぜひ、山根木材にご相談ください!