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建物診断のすすめ リフォームの前にしっかり調べましょう

建物診断のすすめ リフォームの前にしっかり調べましょう

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山根木材リモデリングのブログをご覧いただき
ありがとうございます。

広島は、今年は遅い梅雨入りとなりましたね。
先日、九州では豪雨となり多くの方に影響がありました。
最近、水害や土砂災害はどの地域も人ごとではなくなってきています。

さて、本日は建物診断について案内をさせていただきます。
最近、“人生100年時代”という言葉が使われるようになりましたが
これに伴い住宅の寿命にも関心がよせられるようになりました。

これまで、リフォームといえば
キッチンやおフロの取替
内装(クロス)を張りかえる
などといった要望が多くを占めていました。

しかし最近は
建物の劣化状況だとか耐震性はどうだろうかという相談が増えてきました。

特に二世帯リフォームや実家リフォームなど建物を長く使う場合は
まず初めに、その問題をクリアーにしたいという方が多くなりました。

では、具体的には住宅の調査とはどのようなメニューが用意されているのでしょうか?

実はしっかり調査メニューを用意できている会社は少ないのです。

調査は専門的であるため設計の知見と施工の知見が高いレベルで求められます。
こういったレベルの会社は意外と少ないのが現状です。

当社では調査は4つのランクで実施しています。
1つはお見積もりをつくるための調査、
残りの3つが診断と呼ばれる調査で
1次診断、2次診断、3次診断を用意しています。

まず1次診断ですが、主に劣化状況を確認するもので、
“インスペクション”と呼ばれます。

2次診断は1次診断のメニューに耐震診断が付け加わります。

3次診断は建物性能の主要な6つの項目
(耐震・温熱・省エネ・バリアフリー・劣化・防火)
に対して評価するものです。


ここまで建物の調査について説明させていただきましたが
建物の寿命ってどうなっているのでしょうか?

日本の建物は30年から40年で壊され建て替えられてきましたが、
それが普通なのでしょうか?

世界と比較すると国土交通省などから出ている資料を見ると、
ヨーロッパやアメリカなどの先進国では日本と比較にならないほど、
建物の寿命は長く、更には資産価値も高い状況が続いています。

一方で日本の建物は昔からスクラップアンドビルドの考え方だったのでしょうか?
神戸に箱木家住宅と呼ばれる古民家がありますが、
昭和まで住まわれていたそうです。
築年数は700年以上とのことです。

箱木家住宅(引用:神戸市HP http://www.city.kobe.lg.jp/

当社でも築100年の建物のリフォームは多くあります。

これらより、もともと日本も住宅はリフォームをしながら長く使う
というものだったのではと思います。

これからリフォームを検討される方には、ぜひ建物調査をおすすめします。
それも診断と呼ばれるものが良いと思います。
使えるものをわざわざ壊す必要はないというのは、原理原則かもしれませんね。

設計 村田


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