低い天井の効果
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いつも山根木材リモデリングのブログをご覧いただきありがとうございます。
天井といえば高い方が良いと思っている方が多いのではないでしょうか?
吹き抜けや勾配天井などは魅力的な空間だと思います。
山根木材でも、数々の実例があります。
(山根木材のリフォーム事例はこちら)
でも、時には低い天井の方が良い場合があります。
え?なんで?高い方が、開放感があっていいじゃない。
そんな声が聞こえてきそうです。
例えば、茶室。
お茶室に入ると何ともいえない落ち着いた感じになります。
天井がとても低いため、人と人の距離感が近く感じますね。
また、なぜか4帖半(3帖の場合もありますが)のお茶室が広く感じるのです。
床面積の小さい部屋に対して高い天井にしてしまうと
壁の圧迫感がうまれ「狭い」と感じてしまいます。
壁と床のバランスが大切、ということですね。
天井の高い箇所と低い箇所、メリハリをつけることで
お互いの空間の良さが引き立ちます。
住宅にも少し天井高を抑えた空間を設けると、
心地よさがアップするかもしれません。
設計 村田